ノーベル賞・根岸英一さん「不可解な交通事故」地元警察は薬物など検査結果待ち
ノーベル化学賞受賞者の根岸英一さん(82)が交通事故を起こして、重いパーキンソン病を患っていた妻のすみれさん(80)が亡くなってしまった。週刊文春でジャーナリストの飯塚真紀子氏が現地取材をしているが、どうやらこの事故、単純なものではないようだ。
2人は自宅から遠く離れた、ターミナルが1つしかないロックフォード空港に行く途中で道に迷い、ごみ処分場の側溝に車がはまり、動けなくなってしまった。そこで厳寒の中、根岸さんが助けを求めるために歩いているところを保護されたといわれている。
だが、地元の保安局の警部補は、この広大な処分場へは直角に2度曲がらないと入れないし、これまで入り込んだのは、酔っぱらいが1人いるだけだという。保安局側のプレスリリースには「事件性なし」と書かれてはいるが、警部補にいわせると、銃で撃たれたり、ナイフで刺されたなど、明らかに事件であるケース以外はみな「事件性なし」と発表するので、今回のケースがどうかは検視結果などの薬物検査を行ってからでないとわからないようだ。
なぜ、猛烈な寒さの中、処分場へ入って行ったのか、携帯電話を使わなかったのはなぜかなどの「疑問」が残るというが、気になる事故ではある。
伊調馨と栄和人日本レスリング協会強化本部長とのパワハラ騒動は、伊調の母校の至学館大学の谷岡郁子学長が飛び入りしたことでさらにややこしくなってきた。この学長、週刊文春によれば、大阪商大などを経営する谷岡学園のお嬢様として育ってきたが、自分でも書いているように、恵まれ過ぎて育ってきたため、「できすぎて鼻持ちならない嫌味な子どもでもあった」ようだ。
ある日、上級生からラブレターをもらったところ、「翌日、郁子はその男の子に、『あなたの通信簿と顔を鏡に映してらっしゃい』と、ピシャリと振ってしまう」。その片鱗はまだまだ十分におありになると見受けたが。このパワハラ問題、これからどう進展していくのだろう。