今週末は東京は気温が上昇、花粉の飛散が凄いことになりそうだ。気象担当の天達武史は「桜と花粉がダブルブッキング。ピークの中のピークになりそう」という。
長年の花粉症という小倉智昭が「グスッ」と鼻をすすって、「この数年は良かったのが、今年はいっぺんにひどくなった」という。リポーターの岸本哲也もマスクに花粉メガネで登場して、「花粉をヤツと呼んでいるんですが、今年のヤツはひどい」
次はヒノキが襲来
あす24日(2018年3月)、あさっての花粉情報だと、東京、名古屋、福岡が「非常に多い」となっている。スギ花粉は昨年の2倍といわれ、ピークは過ぎたとみられるが、関西から西ではヒノキの花粉が始まっているという。
小倉「こうなると、スギだかヒノキだかわからない」
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は「花粉の飛散量が例年より多いので、患者さんの数は1.5倍」という。薬が効かないと言って来る人が増え、新たに発症する人もいるという。
花粉少ないないスギ植え替えに350年
ところが、リポーターの田中良幸は、青梅市の杉林で「私は花粉症じゃないんで、この中継を担当したんです」とケロリとしている。手を伸ばした先には花粉をたっぷり抱えたスギがあった。つつくとパッと舞い上がる。
小倉「うわ~っ、田中君が帰って来る前に、フジテレビを出ないと」
林野庁は花粉の少ないスギの苗木に植え替える事業を始めているが、これまでのペースだと「植え替えには約350年かかる」(沖修司・林野庁長官の国会答弁)のだそうだ。そもそもの原因やメカニズムの解明はどうなっているのか。日本ほど花粉症が多い国はないんだから、何かあるはずだと思うが。