野党「籠池接見」安倍昭恵夫人の関与明らかにできるか?聴取たった15分

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   森友学園文書の改ざん問題で衆院予算委はきのう22日(2018年3月)、佐川宣寿・前国税庁長官の証人喚問を決めた。さらに、野党3党はきょう23日午後、拘留中の森友学園の元理事長、籠池泰典被告(詐欺罪)に接見する。いずれも焦点は、安倍首相の昭恵夫人の関与だ。

   国有地払い下げを迫る籠池理事長(当時)は、しばしば昭恵夫人の名前を出し、籠池夫妻との記念写真まで見せている。払い下げ決定にこうした籠池情報が影響を与えたとみられ、接見は籠池の真意を確かめる意味を持つ。ただ、接見は午後4時からわずか15分で、どこまで何が聞けるか、多くは期待できない。

国会喚問には応じない

   籠池は昨年夏に大阪地検に詐欺容疑で起訴されたが、逮捕以来230日間、身柄を拘留されたままだ。接見も禁止され、これは極めて異例で、籠池が検察の描く「詐欺事件」のシナリオを認めていないためとみられる。

   昭恵夫人がイベントなどにも積極的に参加してきた。人柄は良いが、一方で無防備で、利用されやすいと見る人もいる。森友学園の名誉校長にもなったのも、籠池に乗せられたのかどうか。野党は昭恵夫人の証人喚問を求めている。

   柿崎明二(共同通信編集委員)「昭恵夫人の証人喚問に応じることは、森友に関わったと認めることになります。実現性はゼロです」

   司会の小倉智昭「関わってないんなら、出たっていいじゃないかという声は多いですよね」

   柿崎「関わっていないという不存在証明は難しいですからねえ」

   小倉「決着はつくんですか」

   柿崎「着かないと思います。麻生さんとか誰かが責任を取って、幕を引くことになるでしょう」

   佐川氏の喚問は27日。自民党がここまで折れたのも、内閣支持率の急降下からだが、彼がどこまでしゃべるか。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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