首相も官房長官も報告受けてた「書き換え前文書ある」1週間も空っトボケ

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   森友学園疑惑の改ざん前の決済文書があると国土交通省から官邸に連絡があった後も、安倍首相や菅官房長官は国会で空っトボケていたのか。菅官房長官はきのう15日(2018年3月)、5日に「森友文書の一部が国交省に保存されている。書き換え前のものである可能性があると、杉田官房副長官に連絡があった」と明らかにし、官房長官、首相には6日に報告されたという。改ざんが明らかにされたのは12日だ。それより1週間も前に報告が入っていたことになる。

   ところが、安倍首相は14日の参院予算委で相変わらず「11日に報告を受けた」と答弁し、菅官房長官も佐川宣寿・前国税庁長官が辞任した9日にも、「早期に説明できるよう最大限努力する」と言い続けていた。書き換えの事実を知ってから4日目だ。

自民党・石破茂氏も批判「ちゃんとしろ」

   これには自民党からも批判が出た。石破茂氏は「与党としてもちゃんと明らかにしなければいけない」と、官邸へ疑惑の視線を向ける。

   共同通信論説委員の柿崎明二氏は、「(朝日新聞が報じた3月)2日から作業は始まっている。理財局の18人が関わったのだから、4日くらいまでには聞き取り調査で書き換えを確認していたはずですよ。時間稼ぎです」

   司会の小倉智昭「官房副長官は、報告があった翌日には官房長官、首相に伝えているんですよね」

   来週19日には、佐川氏の国会招致が行われるようだが、はたしてどこまで真相を明らかにするか。「捜査中なので説明を控えたい」と逃げる心配は強い。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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