雑誌ジャーナリズム大賞に週刊新潮「豊田真由子」と週刊女性「眞子さま嫁ぎ先の〝義母〟」
最後に出版界の話題を2つ。雑誌ジャーナリズム大賞というのがある。編集者たちが、発表された記事から選ぶのだが、今年は週刊新潮の「『豊田真由子』その女代議士、凶暴につき 及び豊田真由子衆院議員に関する一連の報道」と、週刊女性の「眞子さま嫁ぎ先の〝義母〟が抱える400万円超の〝借金トラブル〟」に決まった。
順当なところであろう。
講談社出版文化賞のうち写真賞・さしえ賞・ブックデザイン賞、講談社エッセイ賞が今年度限りで終了することになった。形を変えて続けるものもあるようだが、ブックデザイン賞などはいい賞だと思っていただけに、残念である。
あまり話題にならないが、講談社ノンフィクション賞は2019年から「講談社本田靖春ノンフィクション賞」と改称するそうだ。本田さんの名前が残るのは嬉しい。いいノンフィクション・ライターが出て来てほしいものだ。