「サクラの開花予想が早やまっています」とキャスターの水ト麻美がうれしそうに伝える。きのう13日(2018年3月)、ウェザーニュースが最新のソメイヨシノの開花予想を発表した。それによると全国的に早くなっており、東京は平年より1週間も早い3月19日。あと5日だ。
3月前半に暖かい日が続いたので、つぼみの成長が加速したという。実際、今月(2018年3月)に入ってから東京の最高気温が平年を下回ったのは3日間だけだ。
靖国神社の「標準木」ほんのりピンクのつぼみ
リポーターの阿部祐二が開花発表の基準となる「標本木」がある東京の靖国神社に行ってみると、ほんのりピンクのつぼみだった。毎年200万人の花見客で賑わう上野公園では、ソメイヨシノより早く咲くオオカンザクラがすでに満開だ。ソメイヨシノはまだ緑のつぼみ。しかし、周辺ではゴミ箱など花見の準備が着々と進められていた。
水トが開花予想の根拠について説明する。「ソメイヨシノの開花の目安として『600℃の法則』という言葉があります。2月1日から最高気温を足して累計600℃に達するとサクラが咲くということです。これをみると、きのうまで484.8℃で、きょうからの最高気温が予想通りにいくと、19日が限りなく近い595.8℃になります」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト