回ってきた「忖度」のつけ? 財務省がいよいよ今日、書き換え前の文書を公表

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佐川氏が退職したのは国会に呼ばれないためか

   小倉智昭「差し控えさせていただきたい、って便利な言葉ですね。文書の書き換えはなぜ行われたのか」

   元財務官僚の山口真由さんは、「財務省では、国会答弁の内容は重い。だからそれに矛盾しないように整える。もしかしたら、局長答弁との整合性を保とうとしたのかもしれない」

   共同通信の柿崎明二氏は、「書き換えたということは、答弁が決裁文書に即してなかったということ。佐川氏の国会答弁は正しくなかった。さらに文書書き換えと二重に間違いをしている。そうなると、任命責任に当然なる。今の人事は内閣府が決めますからね」と、麻生財務相、官邸への波及を言う。

   夏野剛「書き換えがこうも簡単にできるということは、過去にもやっているのでは? 官僚制度そのものにも疑問が出ている」

   亡くなった職員は、昨年半ばから体調を崩していたが、最近復帰したばかりだったという。財務省は遺書も含めて、闇に葬るつもりなのか。柿崎氏は、「官僚である前に、人間として調べます、くらいは言わないと」と佐川氏と財務省の姿勢を非難した。

   笠井信輔「国税庁長官が、確定申告の締め切り一週間前に辞めるというのは?」

   山口さん「何か、普通じゃないことが起こっている」

   小倉「佐川さんを国会に呼ぶということになる?」

   柿崎氏「民間人になるとハードルが高くなる。呼ばれないこともありうる」

   森山裕・自民党国対委員長も「(佐川氏の国会招致は)民間人になったので難しくなったと申し上げた方がわかりやすい」と言っているという。

   小倉「(佐川氏が)やめた理由を言っているようなものじゃないか」(笑)

文   ヤンヤン
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