安倍首相置いてけぼり?寝耳に水の「トランプ・金正恩会談」「鉄鋼・アルミ関税」で大慌て訪米

糖の吸収を抑える、腸の環境を整える富士フイルムのサプリ!

貴乃花「いまの俺は何でもできますよ」無気味な予告―理事長選に何か仕掛けるのか

   週刊新潮が先週号で「『昭和天皇』のピンク映画」という新聞広告が、朝日、読売、毎日、日経で昭和天皇というタイトルと顔写真が黒塗りにされたことに対して、「過剰な自主規制」「表現の自由の扱いが乱暴」と今週号で批判している。

   黒塗りにしなかった新聞のなかに産経新聞と東京新聞があったそうだ。論調を異にする2紙がそのまま載せたというのは興味深い。

   大相撲春場所が11日から始まる。白鵬、稀勢の里は休場するが、注目の貴ノ岩は出場する。週刊ポストによると、2月26日の夕方、大阪郊外のシティホテルで貴乃花部屋の若手力士を囲む会が開かれたという。貴ノ岩なども一緒で、300人ほどの招待客の前で、貴乃花親方は理事から外れたことで「これから俺は何でもできますよ」と語ったという。

   春場所後に理事長選挙があるが、何か仕掛けるつもりなのだろうか。だが、貴乃花一門激励会という一門の会には欠席したというから、貴乃花を支援してきた親方衆の間にも亀裂があるようだ。

   そこを狙って八角理事長は、理事長選挙に対立候補が出ないよう画策しているというのである。貴乃花劣勢のようだが、不祥事続きの相撲界に対して世間の眼は冷たく、貴乃花への期待が高まり、何かが起きるかもしれないそうだ。

   大相撲改革を叫ぶだけで、なんら具体的な策を示さない貴乃花に期待するのは、私は荷が重いと思う。

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

姉妹サイト