朝日新聞VS安倍首相「最終戦争」社長の首が飛ぶか、政権崩壊か!森友文書改ざんスクープ

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   これは威信と名誉と存立を賭けた朝日新聞VS.安倍首相の「最終戦争」である。3月3日(2018年)、朝日新聞が朝刊1面で「森友文書、財務省が書き換えか 『特例』などの文言消える」とスクープした。

   森友学園問題が発覚した昨年2月以降に、近畿財務局の管材部門が局内の決済を受けるために作った文書が「改ざん」されていたというのである。週刊文春で朝日新聞関係者がこう語る。<「契約当時の文書には、学園との取引は『特例的な内容になる』『本件の特殊性』との表現があったが、開示された文書にはない。また、『学園の提案に応じて鑑定評価を行い』『価格提示を行う』との記載も消えています」>

   この報道が事実であれば、財務省解体&安倍政権崩壊、万が一、事実でなかったならば朝日新聞の信用は失墜し、社長らの首が飛ぶのは間違いない。週刊文春によれば、安倍首相はこれを読んで「また、朝日か。これも捏造じゃないのか」と強がっていたという。杉田和博官房副長官はオフレコで、「決済の過程で上司が部下の文書を書き変えることはよくあることだ」といい放ったそうだが、ふざけた話である。

   森友問題では数々のスクープをものにしてきた朝日新聞ではあるが、慰安婦報道謝罪以来、紙面は凡庸になり、今国会でも、安倍首相から報道姿勢を"口撃"され、ツイッターでも「哀れ、惨めないい訳」などといわれ続けてきただけに、今回の報道が誤報にでもなれば致命傷になる。先の朝日新聞関係者によれば、今回は二重三重にチェックされ、保秘は徹底されて、編集幹部やデスクも3月1日の会議で初めて原稿を見せられたという。<「情報源を守るために紙面で書けることは本当に限られていました。ギリギリまで書き方を詰めていたため、最終版のみ1面トップで展開することになった」>

   同日、安倍ベッタリの渡辺恒雄主筆が率いる読売新聞1面トップは、「羽生選手 国民栄誉賞」だった。

   安倍は、この改ざんが事実であっても、またぞろ官僚たちに詰め腹を切らせれば一気に問題は片付くと考えていたようだ。だが、今回は身内である自民党や公明党からも、財務省に対して資料の調査と関係者の聞き取りを行えという強い要求が出てきたのである。6日に行われた自民党の副幹事長会議の席で、小泉進次郎は「今までの問題とは質が違う。与党としての自浄能力も試されている」と言及した。

   監督責任が問われる麻生財務相は、自身の関与について「俺が指示することはまったくない」と語っているし、党内第二派閥を率いる麻生派を敵に回せば秋の総裁選を乗り切れない。安倍は確実に追い詰められている。私が推測するに、朝日新聞は件の文書を入手している。入手先は大阪地検関係者からではないか。

   今月末(2018年3月)からS・スピルバーグ監督の映画「ペンタゴン・ペーパーズ」が公開される。アメリカの歴代政権が、ベトナム戦争についてウソをつき続けてきたことを告発した機密文書を巡り、時のニクソン政権はそれを報じたら逮捕すると恫喝したが、敢然と立ち向かったワシントン・ポストの女性社主の覚悟と決断を描いた映画である。

   同じ年に日本では「沖縄密約」をスクープした西山事件が起きるが、敢え無く日本の大新聞は政権の仕掛けた罠にはまり、言論の自由や国民の知る権利を置き去りにして退散してしまったのである。

   現在、アメリカと同様、言論の自由が崖っぷちに立たされている日本の報道機関だが、今回の朝日新聞の報道が、安倍政権を「落城」に追い込めるのか否かで、生き残れるかどうかが決まると思う。

「あんな男が大臣に!?」妻も地元有権者も呆れた福井照代・沖縄北方相は女とカネの醜聞まみれ

   朝日新聞VS.安倍首相は大問題だと思うが、週刊新潮がこの件に少しも触れていないのはどういう編集方針からなのだろう。その代わり、週刊文春と同様、2月27日に江崎氏の後任として沖縄・北方担当相に就任した福井照代議士(64)の下半身問題を大きく取り上げている。

   このセンセイ、灘高、東大、旧建設省とエリートコースを歩み、政界に転身したのが2000年。その後いろいろあったが、高知県を地盤として連続7期当選してきた。さっそく、就任会見で「色丹(しこたん)島」を「シャコタン島」と読み間違えたのはご愛敬だとしても、地元の有権者の間でも「あの人の大臣はないだろう」といわれてきた人物だったというのだ。なぜなら、奥さんから地元高知入りを禁止されているほどの女好きだからである。週刊文春が確認すると、衆院選の届け出住所は自宅のある世田谷区になっている。

   週刊新潮で、元赤坂芸者が料亭の帰りに家まで送ってもらったら、水だけ飲ませてくれと部屋に入り、瞬く間に真っ裸になって彼女のベッドに入ってしまったと告白している。その後も昼夜を問わず何度も尋ねてきた。その後、「新人議員の勉強会を始めたい」というのでマンションの手配をしてやり、応接セットや電話まで引いてやった。その部屋の家賃は不動産屋サイドに支払わせ、部屋は勉強会など開かずに、セカンドハウスのようにして別の愛人や妻が出入りしていたというのだ。

   彼女が<「ニュースを観て、腸が煮えくり返る思いが甦ってきました。あんな男が大臣だなんて」>と憤っているが、その気持ちわかる。初当選の頃には、高知市内の借りていたマンションで、彼の愛人が自殺未遂をはかり、消防車が駆け付ける大騒ぎになったこともあった。

   それ以外にも、福井の後援会「新アジア再生連合」幹事長を名乗るコンサルタント業者が、福井の名を利用して専業主婦らに事業への出資を持ちかけたが、結局できずにカネも返さなかった。被害者たちがその男と福井を相手に損害賠償訴訟を起こしている。男の敗訴は確定したが、福井は「意志を通じていたと推認することはできない」として、賠償責任は認められなかったそうだが。

   とまあ、大臣にするときの身体検査をどうして通ったのかと思わざるを得ない「スキャンダルの宝庫」の様な人物なのだ。週刊新潮によれば、二階派は「問題議員製造工場」といわれるほど、多くの問題議員を輩出してきた。たとえば、宮崎謙介、中川郁子、今村雅弘などなど枚挙にいとまがない。これだけ見ても、安倍政権がなぜこれほど長く続いているのか、不思議を通り越して、平成最大の謎といってもいいだろう。はたまた国民がよほどバカなのかである。

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