東日本大震災の復興支援オークションに出品された羽生結弦選手のスケート靴が、高値を呼んでいる。練習に使用した物でサイン入り。入札1日目で一時は3550万円の値をつけたが、必要な事前連絡がなかったためにやり直しとなった。きょう8日(2018年3月)午前7時半で509万円、8時で555万円と競り上がっている。
いくらまで上がるか?締め切りは11日夜
羽生は仙台のリンクで練習中に大震災にあった。自宅は全壊、避難所生活を経験した。当時は16歳で、「揺れた時はどうすることもできず、立つことが精いっぱいでした」と話し、その後は自分だけがスケートをしていていいのかと悩んだという。
しかし、地元の人からの声援を受けて練習をつづけ、ソチ、平昌オリンピックの連続金メダルにつながった。これまでも自叙伝の印税やソチ五輪の報奨金を復興のために寄付してきた。
司会の加藤浩次「強い思いがあったんだね」
松嶋尚美(タレント)「知らなかった。魔法の靴だよね」
主催のウェブベルマーク協会は「支援の思いに感謝しかありません」とコメントしている。オークションの締め切りは11日夜。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト