秋田犬が世界でブームになっている。秋田犬の海外登録数は2010年には73頭だったが、2017年には4000頭を超え、日本国内の登録数を大きく上回った。
その人気の理由は、愛くるしい見た目に加え、賢くて忠誠心が強いところ。最近では、平昌(ピョンチャン)五輪で金メダルに輝いた女子フィギュアのアリーナ・ザギトワ選手(15)が一目ぼれし、おねだりしたことが話題になった。
しかし、その人気の影で、ニセ秋田犬を売る悪徳業者が出てくるなど、社会問題にもなっている。
貴重な秋田犬、1000万円出す中国富裕層も
秋田犬保存会の富樫安民さんは「中国で3年くらい前からニセ血統書が出回っています。絶対に阻止しなければならない。許せない!」と怒りをあらわにする。
中国では、悪徳業者を摘発する番組も放送された。被害をこうむった男性は、ネットで「秋田犬」を27万円で購入。小さすぎると思い、動物病院の医者に確認すると、ニセモノであることが判明したという。
悪徳業者を直撃すると、「小さいからって秋田犬じゃない証拠にはならないだろう。テレビのスターだってみんな美男美女とは限らないじゃないか」と妙な言い逃れをし、開き直っている。こうした悪徳業者は増えているのだ。
中国での購入者は主に富裕層だ。中には日本円にしておよそ1000万円で購入した人もいる。高値で取引されるのは、純粋な日本犬が少なくなってしまい、貴重であるからに他ならない。中には絶滅の危機にある種もあるという。
さて、スタジオでは秋田犬がお披露目された。子犬が登場すると、あまりのかわいさに出演者の目じりが下がった。特に千原ジュニアはメロメロだ。
千原ジュニア「(子犬を抱きしめて)めちゃめちゃ可愛い~!」
真矢ミキ「ジュニアさんの父性を初めて見ました」
倉田真由美「ジュニアさん、お子さんもこういう風に可愛がっているんですか?」
千原「可愛いいいいい!」