金正恩委員長が「満足した」という会談の中身は何か 韓国特使との面談には妻や妹も姿を見せたが...

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   北朝鮮の金正恩委員長が韓国の特使たちと会談し、握手もしたときょう6日(2018年3月)午前7時すぎ、北朝鮮の朝鮮中央通信が伝えた。熱烈に歓迎し、ムン韓国大統領の考えに「満足した」という。

通訳なしで4時間も話した

   金正恩委員長が韓国当局者と会談するのは、最高指導者に就任してから初めて。これまで外交交渉の場に出たこともなく、中国の習近平主席にも会ったことはなかった。韓国特使との面談には金委員長の妻や妹も姿を見せ、会談は4時間に及んだという。通訳は必要ないから、諸国間の外交交渉より実質的にはるかに長時間をかけたことになる。非核化に触れたかどうかは、まだはっきりしない。

   青木理(ジャーナリスト)「北朝鮮は非常に本気ということだ。米国政権が不安定で、日本も不在。これでいいのだろうか」

   韓国と北朝鮮の融和ムードが高まると、日本がとり残されるといった声がつい出かねないが、ここでムードに流されて不安がるのは安易すぎる。拉致や核問題が解決さえすれば、北朝鮮と無理にもつきあう必要はないという考え方や、韓国が一人突出する愚かさを指摘する見方もある。

   菅野朋子(弁護士)「本来なら多国間の枠組みでやらなければならないことだが、2国間だと北朝鮮が有利。それが怖い」

   司会の羽鳥慎一「どういう内容なのか、これからどこまで伝えられるかどうか」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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