小学生の8割が使ったことがない公衆電話 東京五輪にむけて見直されている

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   かつて街中でよく見かけた公衆電話。しかし携帯電話の普及に伴い、設置台数はピーク時の約90万代から、6分の1の約16万台に減ってしまったという。ある統計によると、小学生の約84%が公衆電話を使ったことがないそうで、使い方を知らない若者も増えている。

災害時には優先的に接続されるため便利

   野上慎平アナ「しかし、そんな公衆電話が、実は2020年の東京オリンピックに向けて見直されているんです」

    NTT東日本は自治体などが提供する無料Wi-Fiの基地として、公衆電話ボックスのスペースを貸し出しており、Wi-Fi設備の設置工事が進められている。

   また、携帯電話は回線が急激に混む場合に通信を規制されるが、公衆電話は通信規制の対象外のため災害時などでも優先的に接続されるため、災害時の役割も注目されている。

   羽鳥慎一「東日本大震災のときに、公衆電話は便利なんだということが言われましたね」

    さらには2016年3月には2年間行方不明だった女子中学生が公衆電話から「助けて」と110番通報したこともあり、公衆電話の重要性が見直されるきっかけになった。

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