好天に恵まれた日曜日(2018年3月4日)から一転、今週の水曜日(7日)には真冬の寒さに逆戻りする予報だ。寒暖差はなんと20度以上にもなる。この寒暖差の差が激しい季節に気を付けなければならないのが「春バテ」だ。
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は「寒暖差はわずか3度でも危ない」と警鐘を鳴らす。「寒暖差によって血圧の乱高下を繰り返すと血管に負荷がかかり、心筋梗塞や脳梗塞による突然死のリスクが高くなる」というから、甘く見られない。
あなたの春バテ度をチェック
寒暖差による症状は、3度~5度だと「せき」、7度だと「鼻水やくしゃみ」、10度以上の差だと「心臓発作や心筋梗塞」も起こり得る。
スタジオで紹介された春バテになりやすい人のチェック項目は7つ。2個から3個で「要注意」。4個以上の人は「重症化の恐れあり」だ。
1)春になると疲れを感じたりイライラしたりする。
2)季節の変わり目は体調を崩しやすい。
3)エアコンでせきやくしゃみが出たことがある。
4)体が冷えると体温が戻るのに時間がかかる。
5)外から暖かい屋内に入った時、せきやくしゃみが出たことがある。
6)布団に入っても手足が冷たい。
7)体がむくみやすい。
予防にいい食材は、ベータグルカンなどの食物繊維が血液をさらさらにする、マイタケなどのきのこ類や海藻類。身体を温める生姜や唐辛子も良い。フキノトウやタラの芽など春の山菜類も、ポリフェノール群が冬の間にたまった老廃物を排出してくれる。
大谷院長は「吸う」と「吐く」を1:2の割合で行う腹式呼吸か、口笛を吹くように唇をすぼめてゆっくり10秒吐く呼吸法をオススメする。リラックス効果もあるし、血の巡りもよくなるという。
真矢ミキ「確かに落ち着いてくる」
雪野智代「竹山さん、吸ってばかりいるから死んじゃうかも(笑)」
カンニング竹山「(呼吸法を試して)先生、普通に呼吸できないことにイライラするんですけど!」