3月「値上げラッシュ」食品、ビール、宅配便・・・買い物リスト作って家計防衛

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   3月に入って日本列島を襲っているのは「春の嵐」だけではない。値上げラッシュが始まっている。「ビビット」が調べたところ、1日から値上げした商品はアイスクリーム、冷凍食品、ジュース、ビールと目白押しだった。森永乳業は家庭用アイスクリーム4商品を50円値上げ。アサヒビールも業務用の瓶やたるのビールを10%程度(大瓶)引き上げた。10年ぶりの値上げという。

   テーブルマークは冷凍うどんなど家庭用冷凍食品22商品の出荷価格を最大16%アップ。愛媛県代表するえひめ飲料はポンジュースなど12商品を20%引き上げた。

   食品以外にも、日本郵便は宅配便のゆうパックの個人向け料金を平均12%値上げしている。

買い物に夫・子どもを連れて行くな

   この時期に値上げが相次いでいることについて、経済ジャーナリストの荻原博子さんはこう解説する。「今回の値上げは物流高、物流値上げと言っていいんじゃないですかね。トラックを運転したり、重い荷物を運ぶ若い男性の人手不足で、そこの人件費が上がり、それに合わせて商品の値段も上がっている状況です」

   生鮮野菜も去年秋(2017年)から高止まりになっていて、今回の値上げラッシュは家計を直撃しそうだ。家計を守るにはどうしたらいいのか。「買い物リストを作り、余計なものを買わないこと。(誘惑に弱い)夫や子どもを(買い物に)連れて行かないことです」(荻原さん)

文   モンブラン
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