「平昌オリンピックにロシアから個人で出場し、フィギュアスケートで金メダルを獲得したアリーナ・ザギトワ選手が、金メダルのご褒美にお母さんにおねだりしたのは秋田犬でした」とキャスターの水ト麻美が伝えた。
ロシアメディアによると、ザキトワは新潟での合宿の際に雑誌をみて、気に入ったという。母親に相談したら、「オリンピックでいい成績をあげたら考える」といわれたそうだ。きのう27日(2018年2月)、ロシアに到着して地元の記者から「秋田犬が欲しいといっていたけど、買ってもらうの?」と聞かれたが、「分からないわ」と答えていた。
秋田犬保存会会長「ぜひプレゼントしたい」
ロシアで秋田犬といえば、プーチン大統領だ。東日本大震災の支援へのお礼として秋田県知事から2頭贈られている。大統領と秋田犬が戯れている映像が公開されたこともある。
秋田県大館地方が原産で、当初は「大館犬」と呼ばれていたが、国の天然記念物に指定された際に「秋田犬」となった。水トが言い加える。「『忠犬ハチ公』も秋田犬です。オスの大きいものは高さ70センチぐらいになりますから、結構大きいですよね。ちなみに、秋田犬保存会の会長さんはフェイスブックで、『喜んで頂けるなら、贈らせていただきます』とおっしゃっています」
ザギトワは五輪最終日のエキシビションではトラ柄の衣装をまとい、15歳とは思えぬ妖艶な演技で観客を魅了した。秋田犬、ザギトワの愛犬になるか。
一ツ石
文
一ツ石