財閥から巨額の賄賂をうけとった収賄や職権乱用など18の罪に問われた韓国の朴槿恵・前大統領(66)に対する論告求刑が、きのう27日(2018年2月)にソウル中央地裁であり、検察側は懲役30年、罰金1185億ウオン(118億円)を求刑した。
朴被告が共謀したとされる友人の崔順実被告(61)への求刑が懲役25年だったことから、韓国メディアは「妥当」「予想通り」と伝え、罰金額は韓国では賄賂の2倍から5倍が課されることからすれば「最低ライン」だという。朴被告は起訴内容を全面否認しており、この日の公判には出廷しなかった。
1年以内に特赦
司会の羽鳥慎一「求刑通りなら、前大統領は96歳まで服役するのですかね」
宇賀なつみキャスター「辺真一さん(「コリア・レポート」編集長)によると、保守層の反発や健康面の問題もあり、1年以内に特赦になるのではないかということです」
浜田敬子(ビジネスサイト編集長)「韓国では前大統領への恩赦や特赦が繰り返されています。ただ、何があったのかの真実がわからないままですから、そこを知りたいですね」
判決公判は4月6日に開かれる予定だ。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト