「羽生結弦」コメントも金メダル級!内外記者の難質問を巧みに切り抜け

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   さすがの羽生結弦選手も返答に詰まった。きのう27日(2018年2月)、日本外国特派員協会の記者会見で、「4回転半ジャンプはどの程度難しいのか。日本で出産が大変なのは、『鼻からスイカを出すような』と言われますが、一般の人が分かるように説明していただけますか」と質問されたのだ。

   独身の23歳の男性とっては、、ジャンプよりも難しかったかもしれない。羽生は「あー、えー、うーん」と上をみたり下を見たり、言葉が出ない。「初めてこういう質問がきました」。ばらくして「目をつぶって、回転しながら3重跳びをやっているような感じです。縄跳びの。4回転半は2回転しながら4重跳び、5回転は3回転しながら5重跳びする感じです」と絞り出した。

「父親になりたいとか、そういう思いある?」

   日本記者クラブでは「家族を持ちたいとか、父親になりたいとか、その思いは?」と突っ込まれると、「なんと答えたらいいのか分かりません。家族を持ったら、それこそファンの方に裏切られたとか言われるかもしれませんし。いろんな幸せ、いろんな葛藤、そういうものを皆さんと分かち合える幸せを大事にしたいと思います」と切り抜けた。

司会の加藤浩次「気遣いがすごいねえ」

キャスターの近藤春菜(ハリセンボン)「あんなに丁寧にしなくてもいいのでは、と思うぐらい」

大沢あかね(タレント)「あのコメント力、ほしいですね」

   それぞれ、感心しきりだった。

一ツ石

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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