東京マラソンで「1億円ゲット」の設楽悠太選手 「ハンパないくらいうれしい!」

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   「おととい(2018年2月25日)に行われた東京マラソンで16年ぶりに日本記録を更新した設楽悠太選手(26)がきのう26日、記者会見をしました」とキャスターの水ト麻美が伝えた。新記録達成はもちろんだが、褒賞金1億円には驚いた。

「応援してくれた友人においしいご飯をおごろうかな」

   設楽は少し足をひきずりながら会見場に現れ「レースを終わってから、たくさんのメッセージを頂いて、すこしずつ実感がわいてきています」と切り出した。2時間6分11秒はこれまでの高岡寿成選手の記録を5秒縮めた。設楽は埼玉県出身、東洋大では箱根駅伝で活躍した。ハーフマラソンの日本記録も持っているが、初めてフルマラソンに挑戦したのは昨年(2017年)の東京マラソンだった。

   会見では「褒賞金をもらうのは楽しみですか?」と聞かれ「めちゃくちゃ楽しいです。心の中はハンパないくらいうれしいです」。「使い道は?」については「きのう友人が応援に駆けつけてくれたので、おいしいご飯でもおごろうかなと思っています」と正直に語った。

   水トが付け加えた。「周りの人や両親にも恩返ししたいと言っていました」。

   2年後の東京五輪に向けては「僕はまだ記録が伸びると思っているので、2時間4~5分を目標にやっていきたいと思っています」と頼もしく語った。瀬古利彦さんが朝日新聞で「設楽君は、僕らとちょっと違う人」と話していたが、とんでもない記録を打ち出す選手かもしれない。

   1億円の褒賞金は、日本実業団陸上競技連合の「マラソン選手強化プロジェクト」で、東京五輪の表彰台で日の丸を掲げることを目標に2015年から始まったものだ。日本記録を更新することが条件だった。

   水ト「東京五輪での表彰台は悲願ですから、ぜひ頑張ってほしいということですね」 ウエンツ瑛士(タレント)「1億円と聞いて、最初びっくりしました。選手のモチベーションや競技を続けるにはおカネがかかるし、ケガをすることもあるし、これからも続けてほしいすね」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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