北の記者団22人は、取材より彼女たちを監視していた
そこで何が起こるか。李教授は「資本主義に染まったら、浄化が必要になる」という。帰国した彼女たちに、「格差」を感じさせないように、レベルの高いホテルに1?3か月滞在させる。この間に、反省会、自己批判、教育が行われ、最後に「南で見たことは口外しない」旨の誓約書を出すのだという。
元応援団のメンバーで脱北したハン・ソヒさんは、「他のメンバーの行動まで監視している。帰ってから再教育を受けないといけない」という。今回ホテルが持たせたプレゼントも、全部幹部に提出する。
古坂大魔王「そこまでしても、応援団を韓国に送るんですね」
中江有里「教育で表面上は消しても、どこかに残るんじゃないかな」
小倉智昭「パラリンピックにも応援団が行くという話がある。同じ人が来るのか、別なのか」
笠井信輔が「悪い話ばかりではなく、美女応援団にいると、いい結婚相手にも出会える。その中で一番うまくいった人が、この人」と指したのが、金正恩委員長夫人の李雪主さん。
フジテレビには、2006年平壌で撮った映像があった。当時18歳。「日本をどう思うか」との問いに「昔の悪事については、百倍にして返したいけど、日本の進歩的文化人民たちとは一緒に」と言っていた。英才教育の「金星学院」の生徒だったが、美女応援団にも参加していた。
その前の仁川でのアジア陸上選手権に参加して、浄化教育も受け、その後管弦楽団に入ったところを見初められたのだという。
小倉「中には、このまま韓国にとどまりたいと思った人もいたはず」
李教授「記者団が22人いたが、取材よりは彼女たちの監視だった」