ノルディック複合の渡部暁斗選手は、平昌オリンピック直前の練習中にジャンプで転倒して肋骨を折っていたと河野孝典コーチが明かした。きのう22日(2018年2月)行われた団体戦で渡部はアンカーで完走したが、3位との差は大きく、追い抜くことはできず4位に終わった。これもけがの影響だったのか。
直前のW杯で転倒
コーチによると、ケガをしたのは今月2日行われたW杯白馬大会の公式練習で、ジャンプの着地で転倒して肋骨を折ったという。しかし、その翌日に行われた競技で優勝、その次の大会でも3位になっている。平昌五輪には痛みを抱えながら望んでいたという。
司会の小倉智昭は「肋骨は折れやすいが、クロスカントリーはストックワークだから、かなり痛かったと思いますよ。去年11月には肋軟骨を骨折しているんですよ。それでもW杯5勝しているわけでしょう。どんな体してるんだ」
木下康太郎アナ「平昌では3戦してますから、まさに命がけで闘っていたんです」
小倉「負けず嫌いの人だからと言っても、肋骨は呼吸しても痛い」
中瀬ゆかり(「新潮社」出版部長)「いまだにご本人は何も言ってないのが、武士道的で感動しますね」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト