大杉漣「ドラマ最終回のような最期」駆けつけた共演者らが看取り

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   凄みのある悪役から人間味あふれる脇役まで数々の映画やドラマで活躍した俳優の大杉漣がきのう21日(2018年2月)に心不全で亡くなった。66歳だった。前日までドラマの撮影をしており、突然の死だった。

   長男の隼平さん(35)も「僕も聞いた時にそれが本当に現実なのかわからなくなってしまって」と呆然とした様子で話していた。3日前に家族で食事をした時はふだんと変わらなかったという。

心筋梗塞の予兆「激しい腹痛」

   亡くなる直前まで収録していたのは、名脇役に焦点を当てたテレビ東京系のドラマ「バイプレーヤーズ」(水曜よる9時54分)で、大杉は松重豊や遠藤憲一らと実名で出演していた。おととい20日午後9時ごろ、収録を終えて共演者らと食事に出てホテルに戻った後、激しい腹痛を訴えて病院に向かったが、数時間後に松重さんらに看取られて息を引きとったという。

   米コロンビア大学医学部外科学の加藤友朗教授は「急性心不全の原因で一番多いのは心筋梗塞です。胸痛や腹痛という形で予兆が現れることもあります」と解説した。

   ニュースデスクの笠井信輔「『バイプレーヤーズ』の共演者のみなさんが看取ったというのは、まるでドラマの最終回のよう。大杉さんは最後まで役者人生を全うしたんだなという思いです」

   司会の小倉智昭「素敵な役者さん"だった"、と言いたくないですよね。残念でなりません」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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