ロシアから平昌オリンピックに個人資格で参加したカーリング選手にドーピング疑惑が浮上した。アレクサンドル・クルシェルニツキー選手はカーリング混合ダブルスに妻とペアで出場し、銅メダルを獲得したが、競技後の検査で禁止薬物メルドニウムの陽性反応がでた。
メルドニウムはロシアでは薬局で買える薬物で、持久力の向上、疲労回復、抗ストレスなどの効果が期待できるという。2016年から禁止薬物に指定され、テニスのマリア・シャラポアは1年3か月の資格停止処分を受けている。
本人は摂取を否定
山本雪乃アナ「きびしい選定条件をクリアした、クリーンなはずの選手でした」
ロシアのカーリング連盟によると、クルシェルニツキーはメルドニウムを摂取したことを否定している。