平昌(ピョンチャン)五輪のカーリング女子がきのう19日(2018年2月)、前回ソチ五輪銀メダルの強豪スウェーデンに大逆転で競り勝った。
カーリングは重さ20キロ近いストーン(石)を円の中心により近いところに置いて得点をとる競技。そのために会場の温度にも微妙に影響される氷や石の状態を読みながら相手の石をはじきあう。この試合ではお互いに好ショットとミスショットが交錯した。同点で迎えた最終の第10エンドに円内に石が1つずつ残り、5センチの差で日本が円の中心に近かった。
最後は全員の笑顔がはじけた。
「こういうチームはなかった」
元五輪代表の関和章子さんは「途中でストーンの表面を滑らかにするための研磨も入って、これまでにない展開だったが、スウェーデンは状態をつかみきれなかった」という。
日本チームの試合運びも、これまでなら普通はスキップと呼ばれる中心選手が戦術をほとんど決めてきたが、全員が話し合って進めるやり方をとっている。「こういうチームはなかったと思う」と関和さんも感心するほど珍しい。最後は全員の笑顔がはじけた。
これで日本チームは一次リーグを5勝2敗として、スウェーデンと並ぶ2位に浮上した。これまでの1位は韓国、4位はイギリスとアメリカ。4位以内が準決勝に進出する。
司会の羽鳥慎一「メダルはとれますかね?」
関和さん「80%いけるのではと思います」
羽鳥「いま、100%と言いかけましたね。応援します」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト