小平奈緒選手、日本女子初の金メダル 「次は世界記録をとりたい」

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行き先がなかった小平選手を支えた勤務先の相澤病院

   平昌の会場には、両親のほか、勤務先の相澤病院(長野県茅野市)の関係者が20人ほどいた。小平が「いい時も悪い時も支えてもらって」と絶えず口にするのは、相澤病院だ。大学を出ても行き先がなかった時、声をかけてくれた。

   大卒の初任給程度の給与・家賃。初めは勤務半分、練習半分だったが、やがて練習に専念するようになった。遠征費も出して、年間1000万円ほどになるという。バンクーバーではパシュートで銀メダル。これで生きる力をもらったという高齢者もいた。ソチでの挫折(500メートル5位)の後、オランダでの修行を支えてくれたのも相澤病院だった。

   その結果のW杯15連覇(2016年11月から)、平昌での金、銀(1000m)である。地元茅野市のパブリックビューイングは、老若男女がお祭り騒ぎだった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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