平昌(ピョンチャン)五輪のスピードスケート女子500メートルで金メダルをとった小平奈緒選手(31)がけさ(2018年2月19日)、レースから一夜明けた心境を「すべて報われたような気持ち」と話した。
イ・サンファ選手に駆け寄り、肩を抱いて健闘をたたえた
小平は2010年バンクーバー五輪で500メートル12位、前回の2014年ソチ五輪では5位に終わった後、オランダで武者修行するなどしてフォームの改造に取り組んできた。
そして、昨シーズンから24連勝しての平昌五輪だ。会場にやってきた司会の加藤浩次や阿部祐二リポーターも、力のこもったレース展開に「すげえ」「よーし」と、日本人ファンといっしょに声を振り絞った。
けさスタジオに現れた小平は「ソチ五輪が終わって、何かを変えなければと思ってオランダや日本で新しいことに挑戦しました。これでやり切ってはいないけど、なしとげることはできたなという思いです」「オリンピックは通過点の部分がある。世界記録への挑戦を続けます」と述べた。
レースは世界記録を持つ韓国のイ・サンファ選手(28)との一騎打ちの様相だった。小平はオリンピック新記録でサンファ選手にうち勝ち、レース後にはサンファ選手に駆け寄って肩を抱き健闘をたたえた。
阿部リポーター「ああ、いいシーンだ」
加藤「ちょっとびっくりした。本当に感動しました。格好よかった」
水卜麻美アナ「オジサン2人のテンションも凄いものがありました」
「スッキリ!」は平昌五輪に絞った1時間の短縮放送で、最後には日本テレビが中継するカーリング女子のPRもぬかりなくやって視聴率ゲットへの商魂をのぞかせていた。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト