平昌(ピョンチャン)五輪のフィギュアスケート男子で金メダルを獲得した羽生結弦選手(23)がきのう18日(2018年2月)、負傷した右足首の痛み止めを打って臨んだ事情や現役を続けて4回転アクセル(4回転半ジャンプ)をめざす新目標を語った。
「痛み止めを打たないと、着地も跳び上がることもできなかった」
負傷した右足首じん帯は「痛み止めを打たないと、とうてい着地も、跳び上がることもできる状態ではなかった」そうだ。それでも「はっきりいって、(金メダルを)取りにいきました」という。羽生は「もし何もなくてうまくいっていたら、金メダルはとれていない」とも話し、けがを克服する努力を通じて成長できたことを自ら指摘した。
司会の加藤浩次「心をえぐられた。何か突き刺さる感じで、メモリーに刻まれます」
これで羽生は日本の男子フィギュアで66年ぶりのオリンピック2連覇を成し遂げ、銀メダルに輝いた宇野昌磨選手との1、2位フィニッシュは日本フィギュアスケート史上初の快挙だ。
今後について、羽生はまだ誰も成功していない4回転アクセルに思いを寄せる。「アクセルを得意とし、大好きなことに感謝して成し遂げたい」と言い切った。
会場で見守った加藤「いやー、言葉になかなかできないぐらいに凄かった」
阿部祐二リポーター「あの瞬間、私はリポーターでなくて、ただのオジサンでした」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト