平昌オリンピック・スノーボード男子ハーフパイプで、平野歩夢選手を逆転して金メダルを獲得したショーン・ホワイト選手の採点について、スノーボード専門誌「BLACKSIDE」編集長の野上大介さんは誤審があったと指摘している。ジャンプの「ダブルコーク1440のときに、ホワイト選手は「ボードに手が届いてないので、評価としては相当下がる」というのだ。
録画で正確に技チェック必要
スノーボードの採点では、技ごとの得点などは決まっておらず、審判の総合的な印象で得点を決めている。ホワイトが派手なガッツポーズなどのパフォーマンスで会場を盛り上げたことなどが、審判の印象を左右した可能性があるという。
長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「ボクは誤審じゃないと思ってる。これはジャッジシステムの不備ですよ。まだまだ歴史が浅いスポーツなんで、そのへんが是正されてないけど、今後、相撲や野球も取り入れてるビデオ判定にしたほうがいいと思います。技ももっと複雑になってきて、いまのままでは見てる人たちもわからなくなっちゃう」