平昌オリンピック・スノーボード男子ハーフパイプは、ショーン・ホワイトの金、平野歩夢の銀で終わった。2人の技の難度はほぼ同じ。プロスノーボーダーの藤沼到さんは「平野選手は国際大会のどこでやっても優勝するランでしたが、ショーン選手はすべて回り続けていた」ところが違うと指摘する。平野が95・25点を出した2回目の滑走の回転数は合計15回。これに対して、97・75点を出したショーンの3回目の滑走は合計16回半だった。平野より1回転半多かったのだ。
「目の前に見えた金が銀に変わった」
平昌のTBSスタジオで平野は「最後の最後まで目の前に金の可能性があったのに、その最後で銀になってしまった」とやはり悔しそうに話す。
司会の国分太一が「競技を振り返ってみましたか」
平野「細かい点で悔しさが残る部分を感じますが、結果を受け入れ、新しい課題に進めればなと思っています」
早く二人の次の対決が見たい。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト