平昌オリンピックのノルディックスキー複合個人ノーマルヒルで、前回のソチ五輪に続いて2大会連続で銀メダルを獲得した渡部暁斗選手が平昌のスタジオから生出演した。
ジャンプは3位で、クロスカントリーはトップから28秒遅れのスタートだった。最後はソチ五輪の時と同じ、ドイツのエリック・フレンツェル選手とデッドヒートとなり、わずかな差で2位となった。渡部は「フレンツェルは変わらないなあと思いました。会話はしなかったが、抱き合って称えあった」と話した。
「若干の修正で流れを変える」
フレンツェルとの激戦は予想通りで、チャンスは十分にあると思っていたそうだ。「上りでフレンツェルも来るとわかっていました。ほとんどヨーイドンで出たが、最後は地力の差でした」「もう少しで(金メダルを)とれたんですけど。メダルの色はともかく、おもしろいレースを見てもらえたのはよかった」
司会の加藤浩次「想像できない高みで競い合っているから、われわれにはわからない駆け引きがあると思うな」
ノルディック複合は、20日に個人ラージヒル、22日に団体戦がある。渡部は「若干の修正で流れを変えることができます。体を休めて、修正できるところはトレーニングをして備えたい」と、金メダルへの決意を語った。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト