ケガなどなかったような羽生結弦!公式練習でも「4回転」余裕で成功

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   昨年11月(2017年)に右足首を痛め、復調が心配されていたフィギュアスケート男子の羽生結弦選手がきのう13日(2018年2月)、平昌オリンピックの公式練習で久々の4回転ジャンプを披露した。難易度の高い4回転ループは跳ばなかったものの、2種類の4回転ジャンプを計5回成功させた。

   記者会見で羽生は「クリーンに滑れば絶対に勝てる自信はあります。僕のことを待ち望んでくれた方々が、待っていてよかったというような演技をしたいです」と、66年ぶりとなるオリンピック連覇への意気込みを語った。

絶頂時に比べ滞空時間、空中姿勢に遜色なし

   トリプルアクセルを跳び始めたのは2週間前、4回転ジャンプは約2週間前だというが、完成度は申し分ない。解説者の佐野稔さんは「ジャンプのタイミング、高さ、滞空時間、下り方をみても、けがをする前と変わりません」と太鼓判を押す。

   昨年8月のジャンプの映像と比較すると、滞空時間は0.83秒と同じ。出来栄えを大きく左右する空中での姿勢も、体の軸はまっすぐで調子の良さがうかがえる。

司会の小倉智昭「試合前の会見にしては、羽生君の表情は柔らかくて温和だった。それだけ余裕があるのかな。やっぱり復活して、金メダルはありそうだ、という気がしてきました」

元柔道金メダリストの野村忠宏氏「けがや逆境、プレッシャーのすべてを力に変える本物の強さ、真のアスリートだなと感じます」

文   キャンディ| 似顔絵 池田マコト
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