やはり北朝鮮は8日(2018年2月)、軍創建70周年を記念する軍事パレードを行った。平昌オリンピックに参加し、美女たちが笑顔を振りまきながら、同じ日に軍事パレードでアメリカ本土を射程内に収めるICBM(大陸間弾道ミサイル)を登場させる。北朝鮮の思惑は何なのか。
韓国への気遣い?生中継せず
パレードは8日午前11時半ごろから始まり1時間半ほど行われたという。朝鮮中央テレビの中継放送はなく、午後5時から録画で流した。金正恩党委員長はこう演説した。「アメリカとその追従勢力が朝鮮半島の周辺を騒がしている。人民軍は高度な撃動状態を維持し、戦いの準備にさらなる拍車をかけていかなければならない」
軍事ジャーナリストの黒井文太郎氏は「新型の潜水艦発射型ミサイルや3段式の新型のICBMはまだできていません。予想されていたよりもちょっとコンパクトなイメージだった」と話す。
司会の国分太一「韓国では笑顔あふれる演奏会をやり、平壌では軍事パレードでミサイルを登場させる。どう思いますか」
テリー伊藤(タレント)「右手に花、左手に剣。作戦としてはうまいですよね」
まあ、世界中が注目しているのは右手だけどね。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト