ライバルのショーン・ホワイト「彼を倒さなければオリンピックは勝てない」
ショーンは「歩夢は素晴らしい才能がある。オリンピックで勝つには絶対に倒さなくてはならないから、闘志がわいてきたよ」と語る。
武田真一キャスター「強力なライバルですね。ショーンは4回転を2回入れてくる可能性はありますか」
スノーボードジャーナリストの野上大介氏はこう予測する。「ショーンは歩夢が出場していない今年1月(2018年)のW杯で、なんと100点満点を出したんです。ダブルコーク1440を決め、最後に3回転半の連続を決めた。間違いなく4回転連続を入れてくると思います。
歩夢が最初にやる4回転の着地がカギです。次の4回転のためには失速させてはいけない。着地の精度が高くなければ、連続で4回転を決めることはできません。そう考えると、ショーンよりも歩夢の方が着地の精度は勝っていると思います」
平野は「攻めて周りを黙らせる滑りをするしかない。さりげなく勝つのは嫌ですね」とつぶやいた。スノーボードの男子ハーフパイプ決勝は14日午前9時55分からTBS系、NHK・BS1は午前10時20分から中継放送される。