インフルエンザの新薬ゾフルーザが、世界にさきがけて日本で実用化される見通しになった。来月(2018年3月)にも厚生労働省で承認され、5月には発売される。
これまでの治療薬「タミフル」「リレンザ」はウイルスを細胞の外に出すことで効果を発揮するが、新薬は細胞内の遺伝子レベルでウイルスの増殖を抑える。それだけ早く効く可能性がある。服用もタミフルなどは1日2回、5日連続だが、1回でいい。従来の薬で対処できなかった耐性ウイルスにも有効だそうだ。
流行ピークは来週まで
司会の加藤浩次「うちの娘の小学校は学校閉鎖になりました。新薬は使い方が大事ですね」
池袋大谷クリニックの大谷義夫院長は「むやみに飲むと、新しい耐性ウイルスができてしまいます。新薬があるからといって、予防ワクチンをうたなくていいわけでもありません」と注意を促した。
今冬のインフルエンザは、1医療機関当たりの患者数が1週間(1月22日~28日)で全国平均52・35人と過去最多に達した。
水卜麻美キャスター「流行のピークは来週まで続くそうです」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト