異様な目撃談「機体から火が出ていた」「垂直に落下した」... 自衛隊ヘリは住宅密集地に直撃墜落した

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   陸上自衛隊のAH64D戦闘ヘリコプターがきのう5日(2018年2月)、佐賀県神埼市の民家に墜落した事故は、惨事直前の上空で異様な光景が目撃されていた。ヘリがほぼ垂直に回転しながら落ちたというのだ。

すぐそばには小学校や幼稚園・保育園まであった

   きのう午後4時40分ごろの墜落事故を見た人たちは「見上げたら、ヘリコプターがぐるぐる回りながら落ちた」「上空で機体から火が出ていた」「ヘリは垂直に落下している状態だった」「部品もバラバラになり、ぐるぐると一緒に落ちてきた」などと語る。さらに「現場の端っこに女の子が立って泣いていた」「こっちも命の危険を感じた」という話もあった。

   現場は田園地帯の中にある住宅密集地で、小学校まで350メートル、幼稚園・保育園まで170メートルだった。ヘリが墜落した住宅は炎上、小学5年の女児(11)が右ひざを打つけがをした。4人家族だったが、他の3人にけがはなかった。被害は隣の祖母宅など3棟にも広がり、けが人は今のところない。6日朝までにヘリ乗組員1人の死亡が確認された。

   現場に立った岡安弥生リポーターは「ここだけがまとまった集落になっています。その中心に墜落したということです」と報告した。

   司会の羽鳥慎一「映像からも本当に垂直に落ち、ピンポイントですね」

   上空でなんらかのトラブルが発生すると、パイロットは住宅地に墜落しないように懸命の回避行動をとるが、その間もなくあっという間だったということか。過去20年間、自衛隊機が住宅に墜落する事故はなかった。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト