貴乃花親方の落選の驚くべき裏側 投票は「マル式」ではなく「記名式」だった!

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   結果は、予定通りだった? 2日(2018年2月)に行われた日本相撲協会の理事選は、貴乃花親方の落選でケリとなった。ただ、いわれていた「○」記入ではなく、候補の親方名を書く「記名式」で、票の動きも奇妙だった。貴乃花一門が実のところ、どう動いたのかを「とくダネ」が追った。

貴乃花一門の2票はどこへ行った?

   理事選で貴乃花親方が得た票は2票、自身の票ともう1票だ。一門の阿武松親方は8票だった。2人で10票だ。もともと一門の基礎票は、11票と別の一門からの1票で12票だった。2票はどこへ行った?

   取材を進めると、「2票は立浪親方と常盤山親方だ」と関係者がいう。この2票は山響親方(8票)へ行ったという。山響親方は故北の湖理事長(出羽海一門)の愛弟子で、前回理事長選では貴乃花に投じていた。今回は貴一門からお返しか?

   これを立浪親方(立浪部屋)に聞くと、「それはみんなで決めたことなんです。誰に入れたとかいうことじゃない。(一門の結束は?の問いに)全然結束してますよ」。一門の話し合いの末? 「そうですよ。貴乃花親方もいて、11人で決めたことですから」という。

   常盤山親方(千賀ノ浦部屋)は、「(2票流れたのは)それはしょうがないんじゃないですか。(親方が?)それは言えないな。(阿武松親方も)知っていたでしょうね。貴乃花さんも知っていたし」といった。さらに、「(貴乃花には)今期一期だけ我慢してくれといっていたから、(次は貴乃花を?)そうなるんじゃないかと思う」という。

   現に選挙の翌日、貴乃花親方は「今日からまた新しく進んでいきます。(想定内の結果か?)特に何もないです。ご苦労様です」と笑顔を見せていた。

   

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