アッキー&ヤナギー軍事境界線へ... 韓国から見える北朝鮮の日常

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   今週金曜日(2018年2月9日)に開幕する平昌(ピョンチャン)五輪を控え、きょう5日は柳澤秀夫キャスター(ヤナギー)と篠山輝信プレゼンター(アッキー)の「韓国旅」を放送した。

   二人が平昌にいた2018年1月9日、北朝鮮の五輪参加が発表された。速報を一緒に聞いた食堂の店員は「北との関係が良くなるといいですね」、市内のふとん屋を営む84歳の女性は「北は常に戦争を起こそうとしているから不安です。早く南北統一して一つの国として出場できるよう祈っています」と語った。

   一方、翌日ソウルの女子高校生に聞くと「別に悪くはないですが、大喜びするほどではないです」と関心は薄そう。20代のカップルは北朝鮮が参加することも知らなかったといい、「戦争が起きると言いながら一度も起きてないんですよ」と、南北関係にもあまり興味がない様子だった。

青森からの観光客「死体が流れてきてるんだ。怖いよ」

   そんな北朝鮮を見渡せる「オドゥサン統一展望台」が、ソウルから北へ車で40分の町「パジュ」にある。

   見えない軍事境界線が引かれた「イムジン川」をはさみ2キロ先には北朝鮮の町がある。二人は無料で使える双眼鏡をのぞいた。

柳澤キャスター「人が見えるよ。自転車で移動してる」

篠山プレゼンター「グラウンドみたいなところで遊んでるのかな? 校庭っぽい。サッカーっぽいな。大人数で走り回ってる」

   国内外から年間約35万人が訪れる展望台で、この日も青森から観光客が来ていた。ここで北朝鮮を見るのが主な目的の韓国旅行だという。

観光客「(不安は)ありますよ。青森の上空を(ミサイルが)飛んでいったんだもん。去年からずっと木造船が流れ着いてんだよ、何そうも。死体が流れてきてるんだよ。怖いよなあ」

見てくれを良くした「宣伝村」と見る向きも

篠山プレゼンター「北朝鮮というと核開発やミサイルで怖いイメージがあるんですけど、川をはさんで見ると自転車に乗ってどこか行ったりサッカーしたりとか、僕らと同じように生活している方がいるんだなと思った。そういう人たちと争いたくないと素直に思いました」

柳澤キャスター「一方で、北朝鮮側も見られてることを知ってるわけ。ある程度見てくれを良くしてるんじゃないかと言われており、韓国側ではあの村を『宣伝村』という言い方をしている。生活が厳しいと言われてるけど、少しきれいな家があったりアパートがあったりするのを見せて、そんなにひどくないんだとアピールしている」

   二人が乗った、平昌とソウルを結ぶ高速鉄道では、日本語のアナウンスが流れていたのが印象的だった。

井ノ原快彦キャスター「ちょっと前まで韓国と日本も近くて遠い国と言われてたじゃないですか。でもお互いが歩み寄ってるような気がする。北朝鮮と南(韓国)も昔は分かれてたんだよっていう話になれば、未来の子どもたちにとっていいですね」

   軍事境界線の近くには、韓国の若者に人気のデートスポットがあるという。柳澤キャスターと篠山プレゼンターが訪れた模様は明日6日放送予定だ。

ピコ花子

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