国技といわれる大相撲を支えている日本相撲協会の人たちはどんな人たちなのか。いまの親方が現役時代にどんな力士だったのか。「とくダネ!」はあさって2日(2018年2月)の理事選に立候補する予定者の11人の横顔を紹介した。
★八角親方(高砂一門)元横綱・北勝海。一言でいえば「地味だが、誠実」★鏡山親方(時津風一門)元関脇・多賀竜。「蔵前国技館最後の優勝力士」
★高島親方(伊勢ケ濱一門)元関脇・高望山。「コツコツ型の苦労人」
★出羽海親方(出羽海一門)元前頭二枚目・小城乃花。「美声・兄弟力士、弟子の体調管理は万全」
★春日野親方(出羽海一門)元関脇・栃乃和歌。「コワモテだが、卒論はマルクス経済学」
★境川親方(出羽海一門)元小結・両国。「角界一の男気」。
★山響親方(出羽海一門)元前頭筆頭・巌雄。「角界屈指の話し上手」
★尾車親方(二所ノ関一門)元大関・琴風。「"ペコちゃん"頭脳派、地獄を見た男」
★芝田山親方(二所ノ関一門)元横綱・大乃国。「キング・オブ・スイーツ」
★貴乃花親方(貴乃花一門)元横綱・貴乃花。「平成の大横綱」
★阿武松親方(貴乃花一門)元関脇・益荒雄。「"白いウルフ"人望が厚い」
同じ理事でも格が違う元横綱
リポーターの田中良幸「この中で注目されるのはどなたでしょうか」
深澤真紀(コラムニスト)「春日野親方は(弟子の傷害事件があったのに)なぜシレっとお出になったのかな」
笠井信輔(ニュースデスク)「春日野親方が当選したら、評議員会で、この人いいんでしょうかということになりませんかね」
司会の小倉智昭「芝田山親方は元横綱ですよね。理事の中でも格式みたいなものはないんですか」
「夕刊フジ」の久保武史・編集委員が解説した。「過去の理事長を見ると、(元横綱は)凄く威厳がありました。次の理事長は担当記者の間でも八角親方が濃厚ですが、ちょっと人材がいないかななんていう話はしています」