大阪府堺市で先週(2018年01月)、洗濯機のドラムに5歳男児が入り込んで死亡した。警察はふたが閉まって窒息死した可能性があると見ている。「家の中には、調べると他にも危険がいっぱいありました」と、キャスターの真矢ミキが注意を呼びかけた。電化製品だけではない。スマホで見られる動画も要注意だ。
2009年には米国で4歳の女児がドラム式洗濯機で遊んでいて、スイッチが入り、巻き込まれて死亡。2010年には韓国で7歳男児が、2015年には日本でも7歳男児が閉じ込められ、亡くなった。
子どもが喜ぶ動画が突然、残酷・ひわいなシーンに
2016年から日本ではドラムを中から開けられるように改良するとともに、消費者庁は「チャイルドロックとか、子どもが1人で入れないようにすることが大切です」と呼びかけているが、知っていても使わない人が少なくない。
ほかにも、テレビや冷蔵庫の転倒事故も起きており、沖縄では2007年に3か月の赤ちゃんが重さ20キロのテレビの下敷きになり死亡した。
危険なのは「物」だけではない。いま「エルサゲート」という子供向け悪質動画が問題になっている。スマホ育児にとんでもない危険がひそんでいる。
ディズニーキャラクターによく似たキャラが登場する動画が、見ているうちに突然、残酷なシーンや排せつ行為に変わる。ひどいものは削除されるはずだが、「あまりに数多くアップされるので、問題動画をなくしきれない」(ITジャーナリストの三上洋さん)という。今までに15万本以上が作られ、再生回数は500万回を超す。イタズラか、悪質ユーチューバーの広告収入が狙いらしい。
司会の国分太一「子育てしていると動画に頼りたくなることがある。スマホ育児も、考えないといけない」
真矢「たちが悪い。罰するべきだと思います」