「駅女」という新語が出てきた。「うまい駅弁に群がる女子」と思いきや、「駅伝好きの女子」だという。
箱根駅伝で4連覇を果たした青山学院大学の優勝祝賀パレードが28日(2018年1月)、キャンパスのある神奈川県相模原市で行われ、同世代のこの「駅女」たちを中心に約3万人が集まり、沿道で大歓声をあげた。
最強寒波をものともせずに4時間以上の前から集まった
最強寒波をものともせずに最前列を確保するために4時間以上の前から集まったという「駅女」たちが叫んだのは「下田ク~ン」。復路8区を走り3年連続区間賞を獲得した下田裕太選手(4年生)だ。
そして「小野田ク~ン」。復路6区で東洋大を抜いてトップに躍り出た小野田勇次選手(3年生)。
抜かれた東洋大の今西駿介選手(2年生)との「人間じゃね~、あれ」「一応人間なんで」というやり取りが話題になった。サイン攻めにあった小野寺選手は「いっぱい呼ばれるんだけど、全部対応するのはもう無理」と音を上げていた。
その中で紅一点、在学中の4連覇で「勝利の女神」と呼ばれている樋口璃奈マネージャー(4年生)も一緒の写真撮影を求められた。
ところが樋口さんは、番組スタッフの「人気ですね」という取材に、「全然、いつも『マネージャーさん』と声をかけられ、名前を呼ばれたことはありません」と照れ笑い。
フリーアナウンサーの高橋真麻「こういう声援は選手のモチベーションにつながると思う。駅女からすると、アイドルよりも身近な存在だし、歳も近い。同じ学生という共通点もあったりして、お互いに楽しそうでいいと思う」
文
モンブラン