ひと儲けのチャンスか?ソフトバンク新規上場―株式市場は熱狂期待
話はガラッと変わる。ソフトバンクグループが傘下の携帯事業会社、ソフトバンクを年内にも東証1部に新規上場させる方針を固めたという。30年前のNTT上場の熱狂が再び起こるかと週刊ポストが報じている。
株長者を多く輩出したNTT株とはやや趣が違うようだ。<「おそらく初値は公開価格を1~2割上回る程度になると考えられます」(「IPOジャパン」西堀敬編集長)>
孫正義の資金集めに加担しても、美味しいところは孫にもっていかれ、たいした儲けにはならないようである。
相続税が大改正される。今回の目玉は「法律婚の配偶者を相続に当たって保護すること」(金澄道子弁護士)だそうである。週刊現代で見ていこう。亭主が亡くなって、家と現金が残された。家の評価額が約5000万円。現金が3000万円。子供は2人。
この場合、これまでは総額8000万円の半分は妻がもらい、子供2人で2000万円ずつわけるということになっていた。今度の改正で、家は妻が丸々相続でき、現金の3000万円の半分を妻が、その残りを子供2人で分けることになる。その場合、遺言書の作成、または妻へ生前贈与しておけばいい。
この制度が使えるのは結婚生活が20年以上からである。配偶者優遇はいいが、これでは子どもたちやその結婚相手から不満が出て、醜い争いにならないとも限らない。相続は私も経験したが、なかなか難しいものである。