的外れもいいところ!ホリエモンの週刊文春批判・・・週刊誌は世の中を写す鏡秋篠宮家
週刊文春が先週報じた小室哲哉の不倫の記事が、意外な反響を呼んでいる。発売後に小室が会見を開いた。そこで、引退すると言明したのだ。何から引退するのか、私にはよくわからなかったが、涙を浮かべ、妻の介護の難しさについても語った。
その会見後、あれだけの才能を引退に追い込んだと、週刊文春への批判がSNSで猛然と巻き起こったのである。典型的な悪口は堀江貴文の「こいつらは調子に乗って部数稼げてるって思い込んでるだけだから、大衆から攻撃されるとすぐメンヘラになる。すぐに潰せる」というツイートであろう。
たしかに小室の会見は、一世を風靡していたころの姿はなく、「小室さん可哀想」という女心を掻き立てるものだったと思う。でも、妻がくも膜下出血で苦しい闘病生活を送っているのに、その妻を実家へ行かせ、その間に愛人である看護師を家に入れていたというのは、批判されてしかるべきであろう。
また、週刊文春ともあろうものが、不倫ばかりやらずにもっと社会をよくするための記事をやれというのも的外れな批判である。週刊誌は世を映す鏡である。毎週のように不倫記事が週刊誌に載るのは、水面下ではものすごい数の不倫があるからであろう。
それに、週刊誌に品格など求めても無駄である。しょせん週刊誌はこんなもの。「へえ~こんな奴が不倫しているんだ」。そうパラパラ読んで、終わったら駅の便所のトイレに捨てる。たかが週刊誌、目くじら立てて怒ることはない。されど週刊誌、作る側はそう思っているのだが。