東京都心は25日(2018年1月)朝、マイナス4度まで気温が下がり48年ぶりの低温となった。前夜の新宿駅では終電に急ぐ乗客が寒さに震え、路上に立つ警備員はニット帽の上にヘルメットをかぶって、「耐えるしかないです」
練馬区の24時間営業のガソリンスタンドでは、洗車を待つ車が列をなしていた。大雪で汚れた車をきれいにしたいというわけなのだが、水滴の拭き取りは素手だ。「軍手をすると作業しにくいんで」とスタッフはいう。しばらく放っておいたタオルは凍っていた。
Jリーグ王者、川崎フロンターレのグラウンドは雪で使えず、練習ができない。選手とボランティアが加わって大掛かりな雪かき。「感謝しかないです。しっかりプレーで応えたいと思います」(小林悠選手)
北海道喜茂別でマイナス31.3度
司会の羽鳥慎一「とにかく寒いです」
全国の観測点の9割以上が氷点下になり、今季最低が並んだ。もっとも寒かったのは北海道喜茂別でマイナス31.3度だった。
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「喜茂別って、どこですか」
予報士の河波貴大が「尻別地方です」と地図を指す。小樽の近くか。いつも最低になる道央とは違う。「31・1度は富士山頂より低かったんです」
さて、寒波予想だ。雪予想が太平洋上に広がっている。予想最低気温は東京で土曜日(27日)までマイナス4度、日曜に0度まで上がるが、その後も1度、0度、0度と寒さは続く。さらにその後の、2月2、3、4日はまた雪予想になっている
羽鳥「ヒートショックに気をつけましょう。リビングは暖かいけど、廊下や、脱衣所は寒いですから」