安倍首相はきのう24日(2018年1月)、来月9日からの韓国・平昌オリンピックの開会式に出席すると表明した。「開会式に行き、選手団を激励したい。同時に首脳会談を行い、日韓の慰安婦合意について、日本の立場を伝えてきたい。また、北朝鮮の脅威に対応していくために、日韓米で連携する必要性、圧力を維持していく必要性を伝えていきたい」と話した。韓国大統領府はこれを歓迎する旨を表明した。
ただ、「この時期に行くと、間違ったメッセージを与えることになる。説明に来なければいけないのは韓国の方だ」(山田宏・参院議員)といった声もある。
司会の羽鳥慎一「安倍総理は出ないとは言ってなかったんですよね」
細川隆三(テレビ朝日政治部デスク)「総理はもともと行くつもりだったんです。平昌オリンピックの前にアメリカのペンス副大統領が来て会談する。北朝鮮の問題で韓国がフラフラしていると心配があるので、アメリカと一緒に釘を刺しに行くわけです」
行かないマイナス大きい
羽鳥「慰安婦問題は、どの程度のことを言うんですかね」
細川「いつも言ってることですよ。約束は実行してくださいと。まあ、向こうがどういうかですけど」
玉川徹(テレビ朝日解説委員)「オリンピックの開会式に参加しないという選択肢はないですよ。慰安婦問題で出席しないとなったら、この問題を世界に喧伝することになりますしね」
そもそも、次のオリンピック開催地の首相が、隣国の五輪にも顔を出さないというのは不自然だ。国際社会はどう見るか。こじらせているのは日本の方だということになってしまう。