やはり都会人は雪をなめている? 4年ぶり都心の大雪に帰宅困難者が大量発生

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   「やっぱり都会の人は、ちょっと、(雪を)なめているんじゃないでしょうか。報道であれほど情報を出しているのに」と中江有里(女優・作家)が苦言を呈した。

   きのう22日(2018年1月)、東京都心では23センチの積雪で、ターミナル駅では帰宅を急ぐ人たちが殺到し入場規制など大混乱した。渋谷駅では午後4時半ごろから人が増え出し、午後6時になるとホームに人が溢れ身動きできない状態になった。あきらめてバスに乗ろうとすると、バス停は長蛇の列。ではタクシーへと行くと、そこも人、人の列。

午後2~3時に大手各社は帰宅命令を出したが...

   品川駅でも夕方前からスーツ姿のビジネスマンの姿が見られた。今回は多くの企業が早めの帰宅命令を出したようだ。大手の三菱電機も社員数千人に午後3時に退社するよう促したという。

   混雑になった理由のもうひとつは、鉄道各社が大雪の影響で通常よりも本数を減らして運行したこともある。

   森本さやかアナがツイッター上で乗客の動きを調べてみると、午後2時過ぎから各社の帰宅命令が始まり、午後6時45分になると入場規制がピークになった。品川駅で見ると、それより早くから入場規制は始まり、午後6時には混雑のピーク、午後7時になると人が歩けるスペースが出て来て、午後8時には普段より人が少なくなった。つまり、帰宅命令が早かったことに連動し、帰宅ラッシュも普段より早くなったわけだ。

司会の小倉智昭「帰宅命令が重なるのを避け、ずらすとか、なんとかなりませんか」

安田洋祐(経済学者)「今回は前もって対策をした企業が多かったのですが、たまたま同じ時間帯に集中してしまった」

文   一ツ石| 似顔絵 池田マコト
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