相撲界にまた不祥事だ。十両の大砂嵐が今月3日(2018年1月)、長野県内で止まっている車に追突事故を起こし、14日からの初場所が始まっても相撲協会にも所属する大嶽部屋にも報告していなかった。本人は妻が運転していたと主張しているが、防犯カメラの映像から大砂嵐本人が運転したとの疑いを強める警察と食い違う。本人なら無免許だ。
大嶽親方はきょう22日午前零時「協会からの連絡で初めて知った。ショックで頭が真っ白です」と、部屋の前で報道陣に語った。協会の春日野広報部長は「妻が運転していたが、妊娠しているのでかばおうと席をかわったと本人は言っている」と話す。大砂嵐自身は問いかけに無言だ。
真偽がはっきりしたら大変な問題になる
司会の小倉智昭「実際にだれが運転していたのか、わかっていないのかなあ」
元スポニチ記者で相撲記者クラブ会友の大隅潔氏は「かばったというのは、ちょっとわからない。真偽がはっきりしたら、大変な問題になる。これが相撲界の現状なのか」と、当惑を隠さない。
夏野剛(企業経営者・研究者)「組織の危機管理ができていない」
小倉「大砂嵐はまだ25歳。今回の件が人生にどんな影響をするのかということになってしまいますね」
大砂嵐はきょう22日から休場する。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト