佐賀県の競艇場「ボートレースからつ」に掲示されているポスターがネット上で話題となっている。1月24日(2018年)から29日まで開催される「G1全日本王者決定戦」のもので、1枚は水面を疾走するボートに上下を挟まれて「最強」と黄色い大きな文字があるデザイン、もう1枚は同じ構図に「挑戦」という文字が躍る。これのどこが話題になっているのだろう。
このポスターを上下逆にすると、「最強」という文字が「戦場」、「挑戦」が「勝利」と変わるのだ。この不思議な文字をデザインしたのは富山県在住の画家・野村一晟さんで、彼のアトリエの「玄関を上から見た絵」では、ドアを開けて帰ってきた人が「ただいま」と言っている。しかし、これをひっくり返すと、出迎えた人が「おかえり」と言っている絵に変わる。
トリックアートの「アンビグラム」
これは「アンビグラム」と呼ばれるトリックアートで、ひっくり返したり鏡に映したりすると違う文字に見えるものだという。「ビビット」が野村さんに「太一と書いてください」と制作を頼むと、パソコンを使ってひらがなで「たいち」と書いた。ひっくり返すと「すてき」と見える。
当の国分太一(司会)は「ひっくり返しても意味がつながるのがいいですね」と感動している。
テリー伊藤(タレント)「表札にいいね」
もう1枚、司会の真矢みきのものも制作をお願いしていた。「みき」をひっくり返すと「びじん」と見える。2文字だったものが3文字になったりもするのだ。
「美人」と書かれた真矢「忖度してくれてありがとうございます」
テリー伊藤は「名刺にしたらいいね。飲み屋やクラブで配ったらいいだろうね」としつこい。たぶん、自分の名前のものも作ってほしかったのだろうね。