第一発見者が犯人だった!1年前の女性作業療法士殺人―同僚の男逮捕

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   ミステリー小説のお約束どおり、殺人の第一発見者が犯人だった。1年2か月前に札幌市内のアパートで23歳の女性が殺害された事件で、北海道警はきのう17日(2018年1月)に最初に警察に通報してきた札幌市内に住む熊倉昭洋容疑者(43)を殺人容疑で逮捕した。

   札幌市内の病院で作業療法士だった木村安由光(あゆみ)さんが首を絞められて殺され、水を張った浴槽に沈められていた。第1発見者の熊倉は勤務先の同僚で、無断欠勤で連絡が取れないのでもう一人の同僚と木村さんが一人で住んでいたアパートを見に来たと説明していた。

殺害直前まで親しげに二人で食事

   警察は当初から木村さんと親しかった熊倉を疑っていたが、アパートには防犯カメラもなく捜査は難航した。殺害当日に2人が訪れた飲食店の聞き込み、指紋やDNA鑑定にも時間がかかった。

   阿部祐二リポーターが取材した飲食店店主は、「木村さんは月に2~3回食事に来ていました。事件当日は二人で来てにこやかに会話していたので、私の妻と『彼氏ができたのかね』と話し合っていたぐらいで、もめている様子はありませんでした」と話す。しかし、熊倉は結婚していて、木村さんは友人に「関係は決してよくない。別れようと思っている」と話していたという。

   モーリー・ロバートソン(国際ジャーナリスト)は「男女関係のもつれを立証する証拠ってあり得るのでしょうかね。本人の自供以外にない」と立証の難しさを指摘した。

文   モンブラン
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