北朝鮮「美女軍団」の色香に惑わされるな! 平昌五輪参加の南北協議で北が切った危険なカード

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   北朝鮮の平昌五輪参加をめぐって、きのう15日(2018年1月)開かれた南北協議に、元人気歌手の女性党幹部が出席した。エルメスのバッグを手にした玄松月(ヒョン・ソンウォル) 氏で、五輪にことよせて美女軍団を韓国に送り込もうとする北朝鮮に、韓国がコロリとのせられて経済制裁に風穴を開けられる恐れが指摘されている。

   40代らしい玄氏は、かつて北朝鮮では有名な歌手で、「将軍様」を賛美する曲を歌いまくっていた。金正恩委員長に「最も熱い敬愛と感謝をささげます」と力説したスピーチ映像もある。

「身長165センチ以上、体重50キロ以下」の美女ぞろい

   北朝鮮はよりすぐりの美女楽団をよく編成しており、「身長165センチ以上、体重50キロ以下」の基準で、ミニスカートやドレス姿を見せることもある。金委員長の母も妻も、そうした楽団出身だ。ときには「文化交流」とうたって外交上のカードにもする。今回の南北協議では「サムジヨン」という管弦楽団140人が平昌とソウルで公演することで合意した。

   東京新聞の五味洋治記者は「北朝鮮に好意的な人を増やしたいのだろう」と話す。モランボン楽団がポピュラーだが、歌詞の内容が政治的なため「反発に配慮してオーケストラにしたのでは」という。この管弦楽団は民謡からアニメソングまでをこなす。

   司会の国分太一「五輪に選手よりも楽団をまず決めるとは。キレイだけど違和感がある。日米韓が一枚岩になる中で、北朝鮮が韓国に近づいているように見えます」

   堀尾正明「経済制裁が効いてきたから、同朋意識をかき立てて韓国から援助を引き出したいのでは」

   そのためにオリンピックが使われ、韓国が美女の色気に惑わされるとすれば情けないうえに、お遊びにしては危険すぎる。滞在費を韓国が出すという話にもなりそうだから、なんとも異様な南北五輪協議だ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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