青木ヶ原樹海で発見した遺体をYouTubeで公開し炎上、その後動画を削除・謝罪動画を投稿したアメリカ人のユーチューバーが東京でも迷惑行為を繰り返し、2017年12月から2018年1月にかけて動画を投稿していた。
このユーチューバーは年間で14億円を稼ぐアメリカ人のローガン・ポール氏(22)。2017年の世界の高収入ユーチューバーランキングでは4位になっている。
番組で紹介された迷惑行為は、浅草・浅草寺の池に勝手にカメラを入れる、築地市場内を走る車やトラックに飛び乗る、そこで買った魚とタコをタクシー上に放置、渋谷のスクランブル交差点でケンカの寸劇、飲食店で着ぐるみを着て暴れる......など。
「東京都が訴えて日本の法律で罪を問うべきだ」
司会の真矢ミキ「迷惑をこうむって、彼らがおカネ儲けるってどうなんですかね」
ITジャーナリストの三上洋さんは繰り返されるユーチューバーによる迷惑行為の理由を「再生回数至上主義」と指摘。動画が過激であればあるほど再生回数が増え、結果、広告収入が増える仕組みがイタズラをどんどん過激化させているという。
それにしても、こんなことをして法に触れることはないのか? 三輪記子弁護士「建造物侵入罪、偽計業務妨害罪、暴行罪、威力業務妨害罪などに問われる可能性もなくはないですね」
カンニング竹山「東京都が訴えて日本の法律で罪を問うべきだ」
パトリック・ハーラン「僕は反対だ。話題になればなるほどユーチューバーは儲かる。遺体を映した動画が問題になり、YouTubeから罰則をくらったけど、その謝罪動画で再生回数が4000万回にもなったし、フォロワーも増えた」
真矢「いやあ、このシステムはなぁ...」
堀尾正明「あまり縛り付けたくはないけど、ここまで傍若無人に図々しくやられたものを我々が見て、彼らが儲かるっていうのは真矢さんの言う通り心地いいものじゃない」
YouTubeなのか政府なのか、とにかくルール作りを急いでほしいものだ。